こんにちは。
【夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神】を読んだ感想を私目線で紹介します。
自己啓発小説なので、主人公と会話しながら物語が進んでいきサクサク読めます。
夢をかなえるゾウ2ではお金と幸せについて書かれています。
サクサク読めてグサグサ心に刺さります。
名言がたくさん出てきますので、ぜひ読んでいただきたいです!

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無料期間は書かれていなかったので、事前に読めるか確認してくださいね。
ガネーシャと貧乏神
脱サラして売れないお笑い芸人となった主人公のもとに突然【ガネーシャ】が現れます。
本の表紙に書かれているのは物語に登場する【ガネーシャ】です。
関西弁で話し、時に厳しく、ユーモア溢れる憎めない存在です。
そして、アパートに見覚えのない“金無幸子(カネナシサチコ)”という女性が現れます。
この幸子さんが【貧乏神】なのです。


幸子さんは貧乏になる素質がある人が好きで、主人公が会社を辞めてお笑い芸人になったときからずっと傍で見ていました。
幸子さんが好むのは貧乏に近づく行動なので、逆の行動をすればお金持ちに近づくということです。
ガネーシャや幸子さんの教えで物語が進んでいきます。
この本では貧乏を3タイプに分類しています。
・ドリーム貧乏
・ガネーシャ貧乏
・お駄賃貧乏



ぜひご自身で確認してみてくださいね。
お金持ちでなくても幸せになれる
幸子さんはこのような言葉を残しています。
お金で買える喜びはすべてー素敵な服も、おいしい料理も、優雅な部屋も、豪華な旅行もー他人が作ったものです。でも、どんなにつらい状況でも、それを楽しもうとする気持ちさえあれば、人は、自らの手で喜びを作り出すことができます。お金がなくても、人は幸せになることができるんです
引用元:夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神
これが結論だと思いました。
お金持ち=幸せ、貧乏=不幸とは限らないのですね。
主人公はたしかに貧乏な生活だったけれど、自分で喜びを見つけて楽しんでいました。
お金があればたくさんの物が買えるし、もちろんそれも幸せですよね。
ただ、自分が作り出す喜びも幸せだと幸子さんは言っています。
そして、貧乏でもお金持ちでも、自分で喜びを見つけ出すことは【今】できることです。
私はお金持ちになったことがないのでわかりませんが、自分で喜びを作り出せなければ何か足りない…と思うのかもしれませんね。
私は“限られた中(お金・時間・キャパシティ)で快適に過ごす”ことを心がけています。
そこにも通じるところがあるなあ~!と思いました。



大切にしたい言葉でした。
グッときた名言



私がグッときた名言をいくつか紹介します。
言葉はその人の一番最初の行動
人を責めたり批判したりすることが好きな人って、他人が不幸になることを望んでいる人ですから。そういう言葉を口にすればするほど、貧乏神はその人に近づいていきたくなるんです
引用元:夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神
言葉というのは、その人の一番最初の行動だというのです。
だからといって人を褒めればお金持ちになれるわけではなく、相手をコントロールしたくておべっかを言ったり、嫌われたくないという理由だけで褒める人は貧乏な人が多いと幸子さんは言っています。



たしかに嫌われたくなくて褒めてしまうことあるかも
SNSを始めてから言葉に人柄が現れるなあと実感しています。
“言葉は一番最初の行動”
本当に自分の言葉が適切かどうか、発する前に気をつけたいですね。



一度発した言葉は取り消せないですから…
他人に対する言動は自分に対する言動でもある
たとえば、貧乏のことを悪く言う人がいます。するとその人は、自分が貧乏になりそうになると『ああ、自分はだめな人生を送っている』と自分自身を責めなければならなくなります。また逆に、人の良いところを見つけられる人というのは、自分の良い部分を見つけることができます
引用元:夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神
なるほど!と思いました。
人を責めることは結局自分を責めることと同じなんだなと。
今も完全には無くなっていませんが、以前は自分に対してキツい言葉を浴びせていました。
自分にキツイ言葉を浴びせていると人を見る目も厳しくなっていたように思います。
自分がキツい思いをしているので、少し上手くいっている人を見るとズルい!という気持ちになることもありました。
【他人の不安を消したい】と思って行動すると【自分の不安】を消すことができる。
自分が困っているときに人を助けてあげられる人は【困っている】という感情から抜け出すことができる。
余裕がないとつい自分のことばかりになりますが、他人に向けた言動が自分に対する言動になることを覚えておきたいですね。
いい人が何かを手に入れることはできない
『いい人』というのは、他人を喜ばせるのではなく、他人から嫌われたくないという気持ちから自分の欲求をおさえつけてしまう人です。でも、そういう人が何かを手に入れることはありません。なぜならー自分の欲求をおさえ続けることで、どんどん『やる気』を失ってしまうからです
引用元:夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神



グサッと刺さる…!
この言葉はまさに私だと思います。
人から嫌われることがとにかく怖い。
そのため、自分の欲求よりも周囲の人の欲求を優先しがちです。
欲求をおさえつけていることが普通になり、自分の考えもわからなくなって無気力になることもありました。
自分の欲求を口に出すと、他人の欲求とぶつかって【いい人】ではいられなくなるけれど、欲求をぶつけながらお互いが喜べる道を見つけていくことが大事だと書いてあります。
自分が我慢すれば何事もスムーズにいくと思っていたので、私は自分の欲求をぶつけることを避けてきました。
たしかにスムーズだったかもしれませんが、欲求をぶつけ合うことをしてこなかった人たちとは深い関係にはなれませんでした。
【いい人】って楽だから逃げてきただけかもしれません。



私の漠然としたむなしさはここから来ていたのかも…。
【いい人】から抜け出すのって、私にとってはかなりハードルが高いなあ…。
そんな私でもブログやSNSを始めたことで自分の意見を少しずつ発信するようになりました。
自分を出すというのはとても勇気がいることですが、私にとっては喜びでもあるので続けていきたい…!



自分のペースで変わっていけたらいいなと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
“どんなにつらい状況でも、それを楽しもうとする気持ちさえあれば、自らの手で喜びを作り出すことができる”
これってとても難しいけれど、大切なことだよなと思います。
それぞれ限られた中で生活していますよね。窮屈に感じることもあるでしょう。
それでも、その中から喜びを見い出すことができる人ってやっぱり素敵だし、それがお金持ちに繋がっていくのかなと私は感じました。



他にもたくさん名言が出てきますので、ぜひ読んでみてください。
夢をかなえるゾウ1の感想も書いていますので、良かったらご覧ください。


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少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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