- 奨学金の返済を頑張っている人
- これからの奨学金返済が不安な人
- パートナーに奨学金返済がある人
- 働くことが苦ではない
- 奨学金の返済なんて楽勝
- 他人の気持ちを考えない
私たちは10代から交際を続け20代後半で結婚しましたが、奨学金の返済があるという理由で結婚についても悩んできました。
働き始めてからは、経済的にも精神的にも奨学金返済の重みを感じています。
特に私たち夫婦はバリバリ働いて出世してというタイプではないことに気づいてしまい、余計に重みが増しています。
ですが、今のところなんとかやってます。
この記事で伝えたいことはこの3点です。
- 結婚は諦めないでいい
- 自分の価値観を把握する
- お金の勉強をする
そんな私たちが、奨学金返済について考えて取り組んできたことの中で良かったことを紹介したいと思います。
現在奨学金の返済をしている人、これから奨学金の返済をする人、パートナーに奨学金の返済がある人の参考になれば嬉しいです。
ちやし家の奨学金
- ちやし奨学金:約700万円 月々返済約3万円(20年)
- ちやお奨学金:0円
私たち夫婦は片方が奨学金の返済があるという状況です。
奨学金に関しては様々な意見があって
- 借りた個人が返すべきだ!
- 返済してから結婚するべきだ!
- 繰り上げ返済して早く返すべきだ!
と様々ですが、最終的に返済できればなんでもOKだと考えています。
奨学金と結婚
私たちが結婚を考えるときに奨学金で悩んだ理由としては
- 借金を背負わせる(背負う)ことになる
- 返済があることで夫婦関係が後々悪化しないだろうか
- 子育てにも影響があるかもしれない
主に以上の3つですが、どちらかというとちやし(奨学金あり)側の不安が大きかったです。
ちやお(奨学金なし)側は実際に借りていないという立場から、そこまで不安ではなかったです。
しかし、そのギャップによってなかなか前に進むことができなかったとも感じています。
自分もしくは相手に奨学金の返済がある方は、そのあたりのギャップをお互いに埋めていくように話をすることで上手く話を進めていけるかも知れません。
ポイントとしては返済計画をザックリではなく細かく話すと良いと思います。
「返済額が合計〇百万円で月々〇万円の返済」ではなく、

返済額が合計〇〇〇〇円(1の位まで)で月々〇〇,〇〇〇円。ちなみに金利が〇%で、元金に対して利息が〇〇〇〇円。あと、経済的な事情で一時的に返せない場合とかは返済猶予もできるよ。
みたいに具体的に話すことです。
私たち夫婦の経験談ですが、奨学金を借りてない側は細かい情報がないのでイメージできず、制度自体もよく知りません。
反対に借りている側は、借りていない側がよくわかってないことをわからずに、大変だという事実だけを伝えてしまいがちに感じます。
私たちもたくさん話して、結果的には結婚してお互いに支え合うことができているので、結婚して良かったと思います。



いろいろ話せる相手だから上手くいくのかも知れません。
ですので、奨学金がらみで結婚を悩まれている方には諦めないでほしいです。
こういうことを真剣に話せるとお互いに良きパートナーになれると思います。
実際にしたこと
奨学金の悩みに対して有効だったと思うのは以下の3つです。
- お金の話をする
- お金の勉強をする
- 資産運用をする
不安そのものが無くなったわけではありませんが、経済的に以前よりも楽になり、精神的にも余裕が出てきたかなと思います。
夫婦共々バリバリ働くことが得意ではない私たちにとっては、この中の1つでも欠けていたら、今でもかなりきつい状況かなと感じます。
お金の話をする
とにかくお金の話をしまくってます。
お金の話をするのは卑しい、汚いといったイメージが世間的にある気がしますが私たちにも実際にありました。
ですが、奨学金の返済に直面してからというもの、返済計画、家計(収入支出)、老後資金、ローン、保険、資産運用などの話を毎日のようにしています。
お金の話をすることで現状を把握するとともに、自分たちの価値観を正確に把握できるようになりました。



これが意外と重要な気がしています。
実際にお金の話をする中で、自分たちにとって無駄なものは何かという話になるんですが、何に価値を感じるかが曖昧だととても困ります。
中途半端にしか無駄を省くことができなかったり、必要なものまで削ってしまったりということになってしまうからです。
また、新しく何かを購入する際にも、自分たちにどれだけ必要かで判断するようになったので、実はあんまり必要なかったという失敗が少なくなりました。
返済のために無駄を削減して節約とか倹約とか考えるのもいいですが、メンタルまで削られると良くないです。
返済があってもなるべく快適で楽しい人生にしていきましょう。
お金の勉強をする
したほうが良いのはわかってはいるけれど、何から始めれば良いかわからない。という方が多いのではないでしょうか?
お金の勉強といえば、老後資金、保険、ローン、資産運用、税金、金利などいろいろありますが、まずは興味を持つことが大事だと思いますのでどれからでもいいです。
私たちの場合は、とにかくお金を増やせる方法って無いのかな?という下心から資産運用の勉強から始めました(書店に置いてある本のタイトルがドンピシャで、たまたま読んだだけです)。
この本は資産運用の話ではあるんですが、それだけではないのでお金の勉強を始めるきっかけとしては非常に良かったです。
ここから、本格的に資産運用や保険、その他お金に関する勉強をするようになりました。
勉強するうちに、めんどくさいとか手間がかかるとかっていう理由だけで無駄なお金を払っていることに驚きます。
そのおかげで固定費をかなり削ることができました。
資産運用をする
お金の勉強から1段階ステップアップして、実際に運用してみるのがおすすめです。
資産運用のメリットはお金を増やすということはもちろんですが、収入と支出と貯蓄のバランスを考えて実践できる、資産の状況を確認する習慣が身につくということもあると思います。
我が家でも、固定費の削減を行う際にも資産運用をしていたおかげで、削減した固定費分のお金を積立に回すという流れを作り、無理なく運用資金を増やすことができています。
固定費の削減をしたところで、ただ単に銀行に預金するだけでは使えるお金が増えたと勘違いして無駄遣いに繋がりかねません。
また、資産の状況を時々確認することで、もしもの時にいつまでにいくら用意できるのか、余剰資金のいくらなら運用に回しても大丈夫なのかを大体把握できるようにしています。
これで何か得をする、損を防ぐといった効果は無いですが、もしもの時に焦らない、具体的な数字が見えるのでモチベーションも保てるといったことがある気がします。
一見するとハードルが高いと感じるかもしれませんが、是非取り組んでみてほしいです。
「資産運用にはリスクがありますが、資産運用をしないこともまたリスクです。」とよく目にします。
まとめ
この記事で伝えたいことはこの3点です。
- 結婚は諦めないでいい
- 自分の価値観を把握する
- お金の勉強をする
奨学金の返済が700万円ある私たち夫婦ですが、何とかやっていけてます。
返済があるというだけで結婚や出産などを諦めてしまうのは残念に思いますし、私たち自身諦めたくないと思っています。
折角良きパートナーにめぐり合えたのなら、2人で話し合ってみてください。
きっと価値観の溝は埋まり、自分にとって必要なものが何なのか明確になってくるはずです。
そこから、お金の勉強→資産運用の流れを作ることで、奨学金返済の不安も少しは軽くできると思います。
今後も関連した記事を書こうと考えていますので、参考になれば嬉しいです!
奨学金返済で悩んでいる人は私たちと一緒に頑張りましょう^_^
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